白内障手術について
白内障とは、私たちが持って生まれたレンズ（水晶体）が濁ることで、目のかすみや視力低下を招く病気で、その多くは老化現象によるものです。白内障手術は、視力を回復させ、色を鮮やかに認識できるようにするためだけではなく、近視や遠視の屈折矯正や急性緑内障発作の予防目的にも行われることがあります。手術では、濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入します。この眼内レンズは、一生目の中に入れていても問題がない素材でできています。
術前検査では、白内障以外に目の病気がないかや、簡単な全身検査により全身の状態をご確認したうえで、日帰り手術が可能かどうかを確認いたします。
手術内容
手術は点眼麻酔後に行われ、所要時間は通常10分程度です。白内障の状態によっては、時間をかけてより安全に行うこともあります。
手術後は院内でお休みいただき、問題なければ帰宅していただきます。翌日から点眼薬での治療が始まり、約一週間は洗顔や洗髪時に目に水が入らないように気を付けていただきます。
入院期間
日帰り
